システムの目標を明確にすること
表題のとおり、目標を明確にしなくては、システムは機能しません。出口があっての入り口だと思っています。
マラソンランナーが走り続けることができるのはゴールがあるからだと言うことと似ていると思っています。
つまり、目的なくシステム開発を開始することは大変危険です。
方向性が定まっていないからです。
例えば、料理をするときでも、この料理だったら、この材料がいる。時間はどれくらいかかる。材料費はどれくらいかかる。では、その手順はこうやって・・・というように作りますよね。
システム開発も同じです。
わかりやすく、ホームページの作成を例にとって見ると、こんなお客様が多いことに驚かされます。
「ホームページを作ってもらいたいのですが。普通のでいいので。」
今は、ホームページを持っていない会社は評価が下がりますから、形だけでも持っておきたいというのでしょう。それはそれで一理あるとは思いますが。
「ネットで商品を売りたい」、「わが社のこの商品をアピールしたい」、「リクルートに活用したい」
よくお話を聞いていくと、たいていのお客様は、このようなことをどこかで思っておられます。うまく表現できていないだけだと思うのですが。。。
ですから、エンターでは、それを引き出す事から始めます。
何度も書きますが、「目的があってこそ、スタートできる」のです。
目的は明確であればあるほど、よいものが出来上がります。
そして、時間もコストも最小限で抑えることができます。
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